東遊商が臨時総会を開催

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 東日本遊技機商業協同組合(井坂武彦理事長)は1月23日、都内にて平成19年度臨時総会を開催した。当日は、サッカー解説でお馴染みの松木安太郎氏の講演も行われ、懇親会では多数の来賓が出席した。

 総会の冒頭、井坂理事長は「中古機流通のニーズは高く、取扱いは昨年の1.5倍となっている。認定においても保証書の作成が重要である」と述べ、中古機流通において些細なミスが多いことから「丁寧で確実な点検作業を行ってほしい」と改めて要請した。

 議案審議では、第1号議案「平成19年度組合費の返還について」と第2号議案「組合員除名について」が上程され、すべて原案通り可決・承認された。組合費の返還については、組合収入が予算対比で130%増で推移していることから大幅な収益増が見込まれるため、昨年5月に徴収した1社12万円の組合費を返還すること、除名の件では、(株)ナコル(部品設備部)とレックス東京(株)(同)の2社が破産手続き開始決定を受けたことで東遊商規約第23条第2項(4)に抵触することから、定款第13条に基づき除名処分とする旨が説明された。

 記念講演では、元サッカー日本代表でJリーグ監督やサッカー解説で知られる松木安太郎氏が「人生のゲームの中で」と題した講演を行い、現在の日本代表チームや若いオリンピック代表チームなどの話を交えながら、パチンコについては「モチベーションとはモチーフ(理由)とアクション(行動)を繋げた言葉であり、人は必ず理由があって行動する。動機には内発的と外発的の2つの要因があり、内発的は魅力、外発的は明確な目標である」と述べた上で、遊技機の魅力(内発的要因)と賞品を取りたい気持ち(外発的要因)のバランスをとることが必要と指摘した。

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