遊技機リサイクル選定業者のウチトミ工業倒産

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 遊技機リサイクル選定業者に登録されていたウチトミ工業(株)(広島市)が9月10日に債権者から広島地裁に破産を申し立てられ、11月10日に破産手続き開始決定を受けていたことがわかった。負債は約58億5400万円。11月25日付で帝国データバンクのネット情報サービス「大型倒産速報」が伝えた。

 同社は1954年創業の老舗産廃業者。2001年12月にはISO14001を取得。最新鋭機械化処理によるマテリアルリサイクルで、07年12月期には約81億2700万円の売上を計上していた。

 だが、最近の景気悪化を要因に取扱高が減少、設備投資に振り向けた借入負担が重くのしかかり、さらに多額の貸付をしていた大阪の同業者が11月に入って民事再生法の適用を申請、決済難に陥っていたという。

 同社は01年2月23日に遊技機リサイクル選定業者への登録を受けていた。

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