プローバグループ決算、パチンコ店の設備投資増加とエネルギー価格高騰で減益

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広島県を中心にパチンコ店やゲームセンター、フィットネス、ベーカリーなどを展開するプローバグループ(広島市、平本直樹代表取締役)はこの度、2022年8月期の連結業績を発表した。

同期業績は、売上高331億2,900万円(前年比約97.1%)、売上総利益86億3,200円(同約103%)、営業利益3億100万円(同約38.8%)、当期純利益1億3,300万円(同約30.2%)。

売上高は主力のパチンコ事業の減収により全体として減少したものの、売上総利益は他事業の成長により増収。営業利益と当期純利益はパチンコ店の設備投資増加による償却負担とエネルギー価格高騰による光熱費の増加により減益となった。

期中の事業展開ではフィットネスジム「Vace_1」を広島市内に2店舗出店、洋菓子店「シャトレーゼ」を兵庫県と岡山県に2店舗出店した。

平本代表は取引先等へ向けたメッセージ動画で「コアであるパチンコ事業では業界対応である遊技機入替も重なり、厳しい業績を想定していたが、皆様のご協力もあり、当初の見通しを上回る結果を出すことができた。今後も厳しい環境が続くかもしれないが、時代に向き合いながら、置かれた状況の中で最善を尽くすべきことに変わりはない」と語ったほか、2030年に向けた企業ビジョンとして「日本一、成長を楽しめる会社」を掲げた。

メッセージ動画でグループの今後の方針などを語った平本代表。

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