当期業績は、売上高5億6500万円(前年同期比9.8%減)、本業の儲けを示す営業利益2600万円(同63.5%増)、経常利益は2600万円(同64.0%増)、四半期純利益2100万円(同32.7%増)。
携帯公式サイトの会員数が若干減少したため売上高は前年同期を下回ったが、業務の効率化による経費の削減、当期よりサービスを開始したSNSサイト向けアプリケーションが利益を獲得しはじめたことなどにより、営業利益、経常利益、当四半期純利益はともに前年同期を上回った。
なお、同社では第2四半期決算短信に先立って、11月2日付で通期業績予想の修正を発表。通期でもiPhone等のスマートフォン(高機能携帯電話)の人気による買い換え需要などが、引き続き同社公式サイトの会員数増加に影響すると考えられるため、今年5月に発表した売上高予想を下方修正しているが、当第2四半期に利益貢献したSNSサイトやスマートフォン向け新規アプリケーションに関する事業を今後さらに強化していくことから、営業利益、経常利益、当期純利益は当初予想を変更せず、据え置きとしている。修正後の平成23年3月期通期業績予想は以下。
売上高12億円(前回発表予想からの増減率7.7%減)
営業利益6000万円(前回発表予想から変更なし)
経常利益6000万円(前回発表予想から変更なし)
当期純利益5500万円(前回発表予想から変更なし)