ゲンダイA第2四半期決算、通期予想を下方修正

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 パチンコ業界に特化した広告会社のゲンダイエージェンシーは10月15日、平成23年3月期第2四半期(平成22年4月1日〜9月30日)決算短信(連結)を発表した。

 主力の広告事業では業界大手法人の新規獲得に向けた営業活動の強化、テレビCM、ウェブ、モバイル広告等のサービスラインナップを拡充し、積極的な提案活動を展開したことなどにより、売上高は前年同期比0.4%増の95億8200万円と増収を確保。一方、中古遊技機仲介事業では6月からの流通ルール変更や新台販売の低迷などから中古機市場が例年になく低調に推移。連結子会社のバリュー・クエスト社における当第2四半期連結累計期間の中古機売買の成約台数は前年度期比61.2%減の4万台、売上高も同58.4%減の3億3700万円と大幅に落ち込んだ。

 この結果、グループ全体の第2四半期連結業績は売上高100億100万円(前年同期比4.4%減)、本業の儲けを示す営業利益9億7500万円(同23.1%減)、経常利益は9億8300万円(同22.4%減)、四半期純利益5億3800万円(同15.7%減)で推移している。

 なお、当第2四半期連結累計期間における業績の進捗から、平成23年3月期の通期連結業績予想を次のように修正している。
売上高201億円(前回発表予想からの増減率2.9%減)
営業利益20億3000万円(同17.5%減)
経常利益20億2000万円(同17.6%減)
当期純利益11億円(同15.4%減)

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