これに挑んだのは《難波123》=大阪市中央区千日前2-8-4=。同店は1階と地下1階でパチンコ746台、パチスロ168台、計914台の大型店だが、今回は地下1階を専門フロアとして“ヱヴァ一色”に固めた。
「エヴァに関してはこれまでもどこにも負けない気持ちでやってきた。今回の専門フロアによってそこをもっと強く押し出すことを目指した」とは同店の岩元店長。当日は10時開店の時点で約800人が並び、ほとんど終日にわたって立ち見客ができるほど大盛況にわき返っていた。
経営法人のNOBUTAグループは関西を中心に56店舗を展開。グループ全体としてエヴァ・シリーズに力を注いでいる有力企業で知られる。今回の最新作投入にあわせてその基幹店に位置づけたのが同店で、そんな意気込みを多くのファンに強く印象づける狙いがあったようだ。
圧巻なのは専門フロアの装飾。専門フロアに通じるエスカレーター入口に設置された「エヴァ初号機」の巨大フィギュアに象徴されるように、フロア全体がコンテンツの世界観で統一され、原作アニメがそのまま抜け出してきたような圧倒的なリアル感に支配されていた。
この専門フロアは(株)総合メディア(東京都台東区)のプロデュースによるもの。