SANKYO、第3四半期堅調も通期は下方修正

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 SANKYOは2月4日、平成22年3月期第3四半期(平成21年4月1日〜平成21年12月31日)の連結業績(短信)を発表した。

 売上高1797億4200万円(前年同期比8.4%増)、営業利益462億4000万円(同21.2%増)、経常利益486億4100万円(同15.5%増)、四半期純利益291億2400万円(同12.0%増)となった。

 パチンコ機関連事業では、SANKYOブランド6シリーズ、Bistyブランド2シリーズを販売。『新世紀エヴァンゲリオン〜最後のシ者〜』(平成21年4月)、『KODA KUMI FEVER LIVE IN HALL II』(平成21年7月)に続いて、第3四半期では大型タイトル『フィーバー超時空要塞マクロス』(平成21年11月)を投入した。この結果、売上高1592億円(前年同期比34.9%増)、営業利益507億円(同44.2%増)、販売台数50万4000台となった。ただ、『フィーバー超時空要塞マクロス』に関しては販売台数が伸び悩む結果となったと公表している。

 パチスロ機関連では、SANKYOブランド2シリーズ、Bistyブランド1シリーズの投入にとどまり、売上高は44億円(前年同期比86.1%減)、営業損失17億円、販売台数2万1000台となった。

 また、同社では平成22年3月期業績予想の修正を発表。当初予想の売上高2700億円を2200億円に、営業利益670億円を570億円に、経常利益700億円を600億円に、当期純利益420億円を360億円にいずれも下方修正した。

 修正の理由について、『フィーバー超時空要塞マクロス』の販売が伸び悩んだほか、第4四半期に予定していた大型タイトルの再度の作り込み強化を優先し、当期中の販売を中止するため、としている。パチスロ事業においては第4四半期には人気シリーズ『新世紀エヴァンゲリオン〜魂の軌跡〜』を投入するが、その他のタイトルについては市場の需要が低調と推測されることから、販売予定タイトルを絞り込む、としている。

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