ジェイピーエスとバルテックが業務提携

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ビージェイ販売の役員となる綾部社長、中野会長、川越常務。(左から)

 ジェイピーエス(綾部征四郎社長)とバルテック(中野純弘社長)は2月15日、パチスロ機の製造・販売において業務提携すると発表した。また、販売会社としてビージェイ販売株式会社を新たに設立した。

 製造面での提携では、部材の共通化を第一に、部材の在庫リスクの抑制やコストの削減につなげていくという。販売面では、両社のパチスロ機をそれぞれが下取りできるようにし、再利用することでコストに反映させる意向。

 業務提携の理由について、バルテックの中野純弘社長は「5号機になってから私どもの業界は非常に厳しい状況にある。厳しい中、何とか勝ち残っていかなければならないと考えてきた。バルテックとジェイピーエスは本社を大阪市福島区に置いているほか、長い間、友好関係を続けている。そこで両社で何とかしようと考え、それぞれの会社の独立性は維持しながら、業務提携していくことを昨年暮れに決定した」と語った。

 また、販売会社の設立に関して中野社長は、「両社とも販売が弱かったこともあり、販売に力を入れていくために設立した」と説明した。

 なお、ビージェイ販売の代表取締役会長にはバルテックの中野社長、代表取締役社長にはジェイピーエスの綾部社長、常務取締役に川越保則氏が就く。

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