ゲームカード・ジョイコHDは11月4日、平成24年3月期第2四半期(平成23年4月1日〜9月30日)決算短信(連結)を発表。売上高203億9900万円、営業利益25億1200万円、経常利益25億2500万円、四半期純利益32億7400万円で推移していることを報告した。なお、当連結会計年度が第1期となるため、前期実績及び前年同期実績はない。
同社では、当初震災の影響による厳しい販売状況を想定していたが、日本ゲームカードの主力商品である「B∞LEX(ビーレックス)」の販売が昨年同様に好調に推移。特にパチスロ人気を背景としたパチスロ向けメダル貸し機や各台計数タイプの好調な販売を受け、売上高は当初計画を大きく上回ったとしている。また利益面でも機器売上高が好調に推移したこと、カード収入高・システム使用料収入が想定したほどの震災の影響がなく堅調に推移したことなどから、当初の見込みを大きく上回ったことに加え、経営統合に伴う負ののれん発生益18億5500万円も特別利益として計上している。販売品目別の業績概況は以下の通り。
・機器売上高 116億7500万円
・カード収入高 26億8600万円
・システム使用料収入 58億400万円
・その他収入 2億3200万円
なお、通期業績予想に変更はない。平成24年3月期の通期業績予想は以下の通り。
売上高380億円
営業利益35億円
経常利益35億円
当期純利益38億円