最大需要電力削減、3ヶ月連続で目標クリア

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 輪番店休の最終月となった9月の最大需要電力削減率が東電および東北電管内ともに、それぞれ目標値を上回っていたことがわかった。これで7〜9月の輪番店休実施期間は3ヶ月連続で目標を達成したことになる。

 期間中の削減目標は東電管内では対前年同月比25%以上(空調・照明節電13%以上、輪番店休=平日・月3日以上=15%)、東北電管内では同20%以上(空調・照明節電13%以上、輪番店休=同2日以上=10%)だったが、これに対して9月の削減実績は東電管内で34.9%、東北電管内では28.7%を達成した。7月以降、東電管内では30.8%→34.2%→34.9%。東北電管内は24.7%→29.7%→28.7%で推移した。

 一方、輪番店休による削減率は、東電管内が3ヶ月連続で削減目標率の15%、東北電管内も10%の目標値から増減なしの削減実績で推移しており、各月の合算変動が空調・照明節電の削減実績の増減によるものだったこともわかった。空調・照明節電の削減実績の推移は、東電管内で15.8%→19.2%→19.9%。東北電管内は14.7%→19.7%→18.7%だった。

 この調査は東電管内と東北電管内の全日遊連組合員ホールを対象に行ったアンケート調査がベースになっていた。実施期間中の調査対象ホールは東電管内3656ホール、東北電管内1068ホールだったが。これに対する有効回答率(カバー率)は東電管内では48.0%→46.9%→44.2%。東北電管内は64.1%→67.1%→62.0%だった。

 東電管内は東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、山梨、群馬、栃木、静岡(富士川以東)の1都8県。東北電管内は青森、岩手、宮城、福島、秋田、山形、新潟の7県。

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