全日遊連が毎月実施している組合加盟店舗調査の最新版(7月末現在)が8月30日に発表され、全国の営業店舗数が今年1月以来、6ヶ月ぶりに前月比で増加を記録。前月比5店舗増の1万1344店舗と報告されている。
本調査が開始された07年1月。この間、営業店舗数が前月比でプラスを示すのは10年4月(前月比14店舗増)、10年12月(同2店舗増)、11年1月(同2店舗増)に続いて今回で4回目。
当該月における純増減店舗数にも3ヶ月ぶりに“純増”が示された。これは当該月の新規店舗数から廃業店舗数を差し引いたもの。プラスなら純増、マイナスなら純減を示すが、直近7月の純増はプラス2店舗だった。
対前月比の増加幅と当該月の純増幅が一致しないのは営業店舗数に関するカウント方式が都府県方面遊協で異なるため。営業店舗に休業店舗を含める組合と含めない組合がある。
一方、回復基調にあるパチスロが今回も増台を更新している。パチスロの設置台数は昨年6月に底を打ち、翌7月に増台に転じ、東日本大震災が発生した今年3月を除いて増台で推移していたが、直近7月の設置台数は前月比5107台増の130万491台。前年同月比では4万6659台の増台となっている。130万台を回復するのは07年6月以来、実に49ヶ月ぶり。
パチンコは前月に続き2ヶ月連続で減台。前月比1393台減の288万3760台で推移している。