マース決算、パーソナル導入788店舗

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 マースエンジニアリングは5月11日、平成23年3月期(平成22年4月1日〜平成23年3月31日)決算短信(連結)を発表。売上高267億円(前年比8.9%減)、営業利益55億6900万円(同24.1%減)、経常利益56億9500万円(同23.8%減)、当期純利益21億5100万円(同52.3%減)と報告した。

 プリペイドカードシステム部門では、主力の各台計数システム「パーソナルPCシステム」を今期4種類ラインナップし、景品管理システムやホールコンピュータ、AIR紙幣搬送システム「HAYATE疾風」などと合わせ、トータルシステムとして提案。通期での導入実績は223店舗となった。パーソナルを含めたサイクルカードシステム全体では229店舗で、この部門個別の売上高は116億3600万円を計上した。本年3月末現在までのパーソナルの累計導入店舗数は実稼働ベースで788店舗。サイクルカードシステム全体では累計2092店舗となり、市場シェアは21.4%に達している。

 景品管理システム部門では、プリペイドカードシステムをはじめ、他のシステムと連動し、遊技ファンの利便性やセキュリティの向上を図り、同部門個別の売上高は23億300万円を計上した。

 次期の見通しについて同社では、東日本大震災の影響によりパチンコホールを取り巻く環境は一層厳しい状況になると予想。売上高280億円(前年比4.9%増)、営業利益49億8000万円(同10.6%減)、経常利益51億円(同10.4%減)、当期純利益28億円(同30.1%増)を見込んでいる。

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