コンテンツ事業では、版権仲介事業の一環である映像演出企画等の周辺ビジネスやスポーツイベントに対する運営委託業務などを中心に活動を行ったが、高い利益率獲得には至らず、売上高5億400万円(前年同期比67.7%減)、営業利益4400万円(前年同期比2938.1%増)となっている。
アミューズメント事業では、ゲームセンター等の市場環境の悪化が改善されず、同社オリジナルのメダルゲーム筐体「OMEGA-V」の販売及びレンタルは予想に反して伸び悩んだ。一方、販路拡大のための販管費及び一般管理費は増大し、売上高7億3100万円(前年同期比12.0%減)、営業損失5800万円(前年同期は6800万円の営業利益)を計上した。
コンサルティング事業では、大型案件のコンサルティングフィー獲得に至ったほか、LED照明販売を中心に店舗照明の総合コンサルティングを行う「ECO(エコ)プロジェクト事業」も当初予想通りに推移し、売上高3億6600万円(前年同期比167.4%増)、営業利益1億9300万円(前年同期比1788.7%増)となっている。
この結果、第3四半期は売上高16億300万円(前年同期比36.7%減)、営業損失2億6800万円(前年同期は1億6400万円の営業損失)、経常損失2億6400万円(同3億2200万円の経常損失)、四半期純損失2億600万円(同2億9100万円の四半期純損失)で推移している。
なお、通期業績予想に変更はない。平成23年3月期の通期業績予想は次の通り。
売上高33億9000万円(前年比13.2%増)
営業利益2000万円(前年は9億900万円の営業損失)
経常利益2000万円(前年は10億8700万円の経常損失)
当期純利益8000万円(前年は10億9900万円の当期純損失)