サン電子は1月28日、平成23年3月期第3四半期(平成22年4月1日〜12月31日)決算短信(連結)を発表した。
遊技台部品事業(制御基板及び樹脂成形品)では、遊技機メーカーの競争激化等の影響を受け、制御基板の販売が低調に推移し、売上高46億8200万円、営業利益1億7600万円となっている。一方、ホールシステム事業は順調に推移。パチンコホールの設備投資が低調な状況にある中、各台計数機の導入需要に応え、各台計数機及び会員・景品等管理システムを販売し、売上高29億3600万円、営業利益6億円を計上した。
この結果、グループ全体の第3四半期連結業績は、売上高102億9500万円(前年同期比7.0%減)、営業利益2200万円(同96.8%減)、経常損失1700万円(前年同期は経常利益7億6700万円)、四半期純損失1億700万円(前年同期は四半期純利益4億8700万円)で推移している。
なお、通期業績予想に変更はない。平成23年3月期の通期業績予想は次の通り。
売上高155億円(前年比0.3%増)
営業利益7億円(同21.8%減)
経常利益7億円(同27.3%減)
当期純利益4億5000万円(同25.8%減)