ユニバーサル、パチスロ販売好調で売上げ増

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 ユニバーサルエンターテインメントは2月10日、平成23年第3四半期決算短信を発表した。

 連結での売上高403億400万円(前年同期370億8200万円)、営業利益78億300万円(同93億7600万円)、経常利益76億4900万円(同70億6400万円)、四半期純利益43億300万円(同299億3100万円)。

 昨年12月発売の『緑ドンVIVA!情熱南米編』が当月だけで6万台の販売を記録するなど当期までにパチンコ・パチスロ6タイトルを市場投入し約10万4000台を販売。一方で新筐体の投入などにより原価率が上昇したことから営業利益は前期より減少した。

 また、フィリピンでのペソ建資産を米ドル建債務にて調達していることからペソ高ドル安、円高ドル安の影響により為替差益13億8600万円を計上。一方で持分方適用関連会社であるウィン・リゾーツ社に関連し投資損失として約1700万ドルを計上した。

 なお、前期ではウィン・リゾーツ社が同社マカオ子会社を香港証券取引所に上場し公募増資を行ったことからユニバ社が持分法による投資利益として248億2600万円を計上しているため、四半期純利益は大幅な減少となっている。

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