子どもたちに笑顔を、日電協が被災地支援

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少年野球8チームをKスタ宮城に招待。

 日本電動式遊技機工業協同組合(里見治理事長)では、4月28日にクリネックススタジアム宮城で開催された東北楽天イーグルス対北海道日本ハムファイターズの公式戦に、宮城県内のスポーツ少年団軟式野球チーム8チームの選手及び保護者など200名を招待した。

 これは、かねてより計画していた被災地支援「記憶に残る思い出サポート」の一環で、東日本大震災で被災した子どもたちの心のケアが目的。バックネット裏席のほか、特典として集合写真や球場で使用できる商品券、応援グッズを用意した。招待にかかる諸費用は、昨年末に日電協加盟メーカー全社が協力して制作したチャリティグッズ「2012年スロキャラコラボカレンダー」の販売収益と同組合の復興支援費を充てた。

 試合は日ハムの稲葉選手が2000本安打のメモリアルヒットを打ったほか、齋藤佑樹選手が登板するなど話題性のあるカードとなったが、両チームとも決定打を欠き3対3の引き分けに終わった。

 観戦した名取・閖上ヤンキースの選手は「試合をとても楽しみにしていました。自分たちの大会もKスタ宮城で5月3日から始まるので良い勉強になりました。お母さんたちは佑ちゃんを応援できて喜んでいましたが、僕は楽天に勝ってほしたかったです。日電協の皆さん、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。

 引率した日電協チャリティワーキングチームの崎野淳史リーダーは「子どもたちが元気な笑顔を一日でも早く取り戻せるような支援を検討してきましたが、試合を観戦している子どもたちの瞳が輝いていたことに心から満足しています。震災から1年が経過し、日本全体では震災に対する想いに温度差を感じますが、決して忘れてはならない出来事であり、今後も微力ながら継続的に支援活動を行いたい」と所感を述べた。

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