「餓狼伝説」は格闘技ゲーム創生期である1991年にアーケードゲームとして登場したSNKを代表するコンテンツ。その人気は国内にととまらず海外でも高い評価を受けているが、この人気コンテンツをパチンコ・パチスロで共有するだけでなく機種コンセプトの共通化まで踏み込んだのが今回のコラボの特徴。「パチスロ餓狼伝説 双撃」は7月上旬の納品予定で、「パチンコ餓狼伝説 双撃」は現在開発中だ。
今回のコラボ企画についてSNKプレイモアの水船亮社長は、「餓狼伝説はこれまでもパチスロ機として2機種を発売。シリーズ3作目を開発するにあたり新しいインパクトを求めていた」と理由を説明。「サブタイトルに冠した“双撃”にはパチンコとパチスロ、そしてSNKプレイモアと大一という意味を込めた」と語った。
大一商会・市原高明社長は、同社が今年創立60周年を迎えることを見据え、ここを照準に新機軸を打ち出せるよう約3年前から新たな機種開発の検討に入っていたことを報告。「これまでは主に中高年層をターゲットに機種開発を進めてきた。しかし20〜30代のいわゆる若年層を意識した次世代に向けた新たな方向性を打ち出すべきと考えてきたが、そこにマッチングしたコンテンツの一つが餓狼伝説だった」と語った。なお開発中のパチンコ餓狼伝説 双撃」は日工組内規変更に対応する大一ブランド第1弾となる模様だ。
一方、販売が延期されていた「CRミッションインポッシブル」の正式発売については大一販売戦略部の安藤隆部長から伝えられた。
同機は次回まで確変がつながっているループ機でありながら確変区間をゲーム回数で区切るST機を思わせるゲーム仕様が最大の特長。今回はさらに出玉有大当たりはすべて2000発というハイポテンシャルスペックも備えている。