「部品取り」排除の指導徹底、機構が要請

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 遊技産業健全化推進機構が行った最近の立入検査で、無承認変更の疑われるパチスロ機の設置が確認され、行政通報に至った事案もかなりの数に上っているとして、3月30日に同機構からホール5団体(全日遊連、日遊協、同友会、余暇進、PCSA)に対して、所属ホールへの指導徹底を要請する文書が出ていたことがわかった。

 それによると今回指摘されているのは他の遊技機の部品を使い、壊れた遊技機を店側で勝手に修理するいわゆる「部品取り」。具体的には『アイムジャグラーEX』、『アイムジャグラー7』、『ジャンキージャグラーIII』、『ラブリージャグラーA』などジャグラー系にかかわるホッパー、ハーネス、コネクタ等の部品取りで、とくに多数見られた事案として『アイムジャグラーEX』と『ラブリージャグラーA』のホッパーの部品取りのほか、『アイムジャグラーEX』のメダルセレクター部のバネの欠損放置を指摘している。

 また機構ではジャグラー系には部品が壊れたまま使用されているケースも多数確認されているとして、「部品によってはお客側にかなりの損失が生じる可能性もある」と注意を呼びかけている。

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