折しも来店・遊技ポイントや貯玉再プレー手数料に対する通知が行われた直後に開かれた今回の全体セミナー。のぞみ合同事務所・日野孝次朗氏による講演「ホールの攻めるコンプライアンス」では同通知のポイントを説明するとともに、「パチンコは風営法によって『国民に憩いの場を与える営業』として必要性を位置づけられている」として、行政との共通言語であり、パチンコ店を位置づけている根拠でもある風営法を理解することの重要性を改めて強調。
また、諏訪東京理科大学・篠原菊紀教授がパチンコ店を通じお客様に健康に取り組んでもらう「健康ぱちんこ」の活動について趣旨や有用性を解説。
この他TAGの湯川和彦代表取締役が今夏の節電について「発電の燃料費などを考えれば今夏だけでなく、今後長いスパンで電気料金が上がることを想定しなければならない」とした上で、助成金の活用や東電の料金プランの活用といった手段があることを紹介。またゲンダイエージェンシー・クロスメディア事業部の井上善章氏が、特に現在パチンコを知らない潜在顧客にも自店の情報を提供可能なインターネットサービスとして「Yahoo!ロコ」の活用を提案した。
おもに高校新卒者の就職をサポートするハリアー研究所・新留英二代表取締役は高校新卒の厳しい状況を訴えるとともに人件費の問題など高校新卒採用のメリットも紹介し、ホール企業に高校新卒者の採用を提案。またこの他、パチンコビレッジ・村岡裕之代表取締役が今後の機械展望について語った。