日遊協ボランティア隊、今年は南三陸町で活動

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 日本遊技関連事業協会では3月15日に定例理事会後の記者会見を開催。宮城県南三陸町にボランティア隊を3月26日より派遣することを明らかにした。

 日遊協では昨年5月から11月にかけ、宮城県石巻市を中心に18班・189人(延べ406人)のボランティア隊を派遣してきたが、今年は沿岸部に甚大な被害を受け復興に長期間を要すると見込まれる宮城県南三陸町へ場所を移しボランティア隊を派遣することとした。参加者の募集を各支部に呼びかけている。

 ボランティア活動は「社会貢献共同体ユナイテッド・アース」を通じた活動と、南三陸町災害ボランティアセンターを通じた活動の2つを主としており、当面はユナイテッド・アースを拠点とした活動を行う方針。第1陣は3月26〜28日の3日間、東京・関東支部の8名を派遣し、以降毎月1回、2泊3日を基本とした派遣を予定している。

 また会見では日遊協で毎年調査している「2011年パチンコ・パチスロファンアンケート調査」(全国43社142店舗の来店客2557名が回答/都遊協青年部、九遊連青年部協力)の概要を、明日の遊技機創造室の茂木欣人副室長が説明した。

 今回のアンケートでは「震災による頻度変化と業界対応について」の項目を設けて調査したところ、プレー頻度は変わらない人が大多数を占めたものの、減った人が約2割となるなど、マイナスの影響を及ぼしていることが示された。また、「震災後のホールの節電への取り組みを実感したか」の問いには7割強のファンが実感したと回答した。

 「災害に対する義援金拠出など業界の社会貢献活動のあり方について」の問いでは、ファンの7割近くが業界の社会貢献活動に賛同し、特に「産業規模の大きさからして積極的に行うべき役割がある」と回答したファンが45%に達した。

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