東商流総会、システムの整備改善の推進へ

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 東京商業流通組合は10月28日、都内ホテルで第24回通常総会を開催し、平成24年度事業報告、決算報告、平成25年度の事業計画、収支予算など第4号議案までを原案通り、可決承認した。

 24年度の事業報告では、今年2月に1g金賞品の値上げを行い、流通価格を5500円に改定したほか、8月には低価格賞品の要望に応えるため0.1g金賞品の供給を開始したことなどを報告。25年度は流通システムの整備改善などを中心に推進していくこととした。

 なお、今回の総会に高橋雄豪理事長は欠席した。金城弘副理事長によると、高橋理事長は9月16日の執行部会で一身上の都合として辞意を表明していたという。高橋理事長は任期途中での辞任となる。執行部では11月中に臨時理事会を開き、後任の理事長を選出する予定。

 また、総会に先立ち、警視庁生活安全部の豊島一雄理事官が講話し、恒常的な暴力団排除と再関与防止、さらに犯罪抑止の積極的な取り組みを要望した。

 総会後の懇親会では東京都遊技業協同組合の阿部恭久理事長が、金地金価格の変動に迅速に対応できるようショックアブソーバー機能の必要性を示唆した。

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