「くるみんマーク」とは、次世代育成支援対策基本法に基づいて従業員の子育て支援のための行動計画を策定・実施し、その結果が一定の要件を満たした企業を厚生労働省が「子育てサポート企業」として認定、同マークが付与されるというもの。認定を受けた企業は、同マークを商品、広告などに付け、子育てサポート企業であることをアピールすることができる。2012年7月時点で1301社が同マークを取得している。
同社では、従業員がライフイベントに合わせ働き方を選択できる制度の導入を目的とした行動計画を策定。「従業員(正社員)が転宅を伴う異動範囲ついて自己選択できる制度の構築」や「妊娠中および出産後1年以内の女性について転宅転勤異動を制限することができる措置の確立」などへの取り組みが評価され、今年5月22日に厚生労働省より同マークの認定を受けた。
また、次期の行動計画では、休業制度の拡充を目的に、2013年4月から2016年3月31日までの3年間で「妊娠時に従業員が働き方を選択できるよう休業制度を拡充・導入」、「育児休業取得後も継続して休むことができるように休業制度を拡充・導入」、「休業取得者(妊娠・出産・育児)に対して、相談窓口を案内・周知」に取り組むとしており、同社では社業を通じて、幸せで希望に満ちた明るく楽しい社会づくりに貢献していくという。