セガサミーホールディングス(里見治代表取締役会長兼社長)は4月18日、同社グループ社員への生活支援施策として年収3%相当の特別賞与を支給すると発表した。
安倍政権がデフレ脱却の経済政策の一つとして企業に要請している賃金アップに応えるもの。執行役員を除く同社ならびに同社国内グループ会社(37社)の正社員の年収を3%アップする。扶養家族を有する社員にはさらに付加支給も実施する方針だ。対象者数は約6000人。支給は9月の予定だ。
同社ではこの生活支援施策を今後も継続的に実施していく考え。「原則として、今後も一過的な業績のみに捉われることなく、国内の経済状況等を総合的に勘案した上で、継続的に実施し、持続的な経済成長に向けた健全な消費サイクルの創出に寄与していく所存です」としている。