冒頭で挨拶した同社・新井博貴社長は「遊技機、人のあり方が最大の課題」と前置きし、新たな価値を創造し未来に希望を持つことがテーマだと勉強会の意義を説明。
機械代を半分に、という表現は過激にも思えるが、「感情論ではなく、店舗数が近年のピークだった平成7年と比較して粗利に占める機械代の比率が大幅に上昇している。機械代を減らせなければ店舗数が半分になる。こうした環境で生き残るために何をすべきかを考えなければならない」とその真意に触れ、
「そのために絶対やらなければならないのは携わる人間の能力を倍にすること」と人材育成の重要性を指摘。その成果を標準化するための指標作りにも取り組むという。
新井社長はまた、「パチンコ店の存在意義を見失ったまま売上げを上げようとするとコストが掛かりお客様の不満が増大する。こうした悪循環を絶つには遊技機購入の意思決定者が力を持たなくてはならない」と改めて勉強会の意義を強調。集まった方々の店舗が全国の成長モデルとなれるように、と期待を込めた。
当日は遊技機や人のあり方について、(株)マルタマ・竹田隆社長、(株)遊都・都築章史営業戦略課マネージャー、(株)千歳観光・白石良二社長の3氏が講演。また、(株)オフィスジャパン・坂本元専務、(株)ビジョンサーチ・桜井一英社長が自社製品ついて説明した。