障がい者雇用促進に向けた講習会を開催〜全日遊連

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全国から60ホール90名が参加した講習会は基調講演、パネルディスカッション、質疑応答の3部構成で行われた。

 全日遊連は2月20日、都内遊技会館で障がい者雇用促進を目的とした講習会を開催。全国から60ホール90名が参加した。

 阿部恭久理事長は「我々と違う得意な分野を持つ障がい者の方は多い。得手なことを得手な方にやっていただく、この視点で見ていくと、できる仕事は多々あると考えている。世間から業界はなくてはならない産業と言っていただく上でも、障がい者の方達と仲良く広く仕事ができることを示していきたい。この講習会をきっかけに業界における障がい者の方々の仕事の場を広げられるように、今後に繋げていただきたい」と冒頭に挨拶した。

 講習会では中央障がい者雇用情報センターの障がい者雇用支援ネットワークコーディネーターの荒井一雄氏、埼玉県障がい者雇用総合サポートセンターの企業支援アドバイザーの村田洋司氏が基調講演を行い、障がい者雇用の現状、障がい者雇用義務と雇用率制度の説明のほか、障がい者指導を成功させるためのポイントと雇用管理について説明した。

 パネルディスカッションではSAPハピネスの林善宏代表、ニラク・メリストの佐藤淳子取締役ゼネラルマネジャー、ビジネスパートナーズの田子雄治代表取締役、アスカの黒田亘総務部長のホール企業、及び特例子会社の4名が、各社の障がい者雇用の取り組みの紹介とともに今後の課題を討議。質疑応答も行われ、これから取り組む企業に向け、経験則に基づいたアドバイスを行った。

  • パネルディスカッションを行った左からSAPハピネスの林善宏代表、ニラク・メリストの佐藤淳子取締役ゼネラルマネジャー、ビジネスパートナーズの田子雄治代表取締役、アスカの黒田亘総務部長。

    パネルディスカッションを行った左からSAPハピネスの林善宏代表、ニラク・メリストの佐藤淳子取締役ゼネラルマネジャー、ビジネスパートナーズの田子雄治代表取締役、アスカの黒田亘総務部長。

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