アミュゼクス、先を見据え模索する年へ

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新年最初のアミュゼクスセミナー。多くの業界関係者が集まった。

 アミュゼクスアライアンスは1月16日、都内で「アミュゼクス1月セミナー」を開催した。

 冒頭挨拶に登壇した田守順代表取締役は、「今年は新規則機に完全移行する2021年に向けて、設定付きパチンコや6.0号機パチスロがお客さんにどう認知されるか模索する年になってくる。また、現在主力とされている旧規則機が今年で撤去されるため、撤去した後のことも見据えていかなければならない」と目先だけではない市場観測が大事と訴えた。

 続いて、矢野経済研究所の高橋羊主任研究員による新規出店動向について講話が行われた。2018年の12月の新店は全国で18店舗(前年は50店舗)となり、統計開始以来の最低値となったことが明らかにされた。

 最後にPSプランニングの渥美公一代表取締役は、正月営業の実績データを基に講話。パチンコ・パチスロ共に過去5年間でアウト、台粗利ともに下落傾向にあったが、今年は下げ止まりに転じたと発表。特にパチスロに関しては、アウトが去年と比較し横這いとなったが、台粗利では昨年よりもわずかに上昇したと述べた。が、今年は5円パチスロは下落傾向にあり、その理由を渥美代表取締役は「新台遊技機の市場の支持率低下により、業績貢献の短命化、店舗の新台購買ペースも落ちたことにより、高玉貸から低玉貸への2次転用ペースも鈍化している。必然的に5円パチスロの鮮度低下を招いていると考えられる。5円パチスロの鮮度低下を招かぬよう、一定の鮮度を保つべく、適宜適切なケアを気をつけなければならない」と下落要因と改善法をレクチャーした。

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