広告宣伝等のより一層の注意を要請~札幌方面

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札幌方面遊協ならび札幌遊協の通常総会が開催された。

 札幌方面遊技事業協同組合(合田康広理事長)は7月5日、ANAクラウンプラザホテル札幌で通常総会を開催した。

 総会にあたり挨拶した合田理事長は、依存問題対策について「昨年は業界を挙げて安心パチンコ・パチスロアドバイザーの育成を全国で行った。皆様のホールにもいらっしゃると思う。社会は形上のアドバイザーではなく、依存症、のめり込みを事前に防ぐような活動を期待している。形骸化することなく、今後とも取組みを進めていただきたい」と要請。合わせて店内掲示ポスターによるリカバリーサポート・ネットワークの周知活動の継続も要請した。

 また、広告宣伝違反について「遊技客が減少する中で競合店とどう戦っていくのか、店舗責任者は色んなことを考えると思う。そのなかで、行き過ぎた競争の果てに特定日や特定機種を連想させる表現を使用したり、意図せず違反してしまったりということが十分起きうる。どうか全ての組合員の皆様、広告宣伝等に対する配慮をより一層注意を持ってやっていただきたい」と述べ、遵法営業のもと、ルールの中で健全な競争を繰り広げるべきだと強調した。

 総会に先立って行われた行政講話では、北海道警察本部生活安全部保安課の松橋一生保安課長が、「パチンコへの依存防止対策」、「児童の車内放置事案防止対策」、「賞品買取事犯の根絶」、「広告宣伝等の健全化」について言及した。

 総会ではそのほか、上程議案はすべて可決承認された。任期満了に伴う役員改選では合田理事長を再任した。また、新理事に美山正広氏(株式会社正栄プロジェクト)、嶋内研二氏(株式会社ガイア)、長谷川真氏(株式会社マルハン)の3名が就任した。

 一方、当日は札幌遊技場協同組合(合田康広理事長)の通常総会も同日開催され、役員補充専任で美山氏、嶋内氏、長谷川氏が理事に選任され、就任した。

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