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東京でアドバイザー講習会、出席者に修了証交付2017年5月10日(水)

全国に先がけて行われた「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」講習会。

 全日遊連と都遊協は4月24日、全国に先がけて「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」講習会を東京・新橋のヤクルトホールで共催し、都内ホール関係者、全日遊連の各理事長や他団体の関係者など計約460名が出席した。

 「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」は、パチンコホールに来店した遊技客や家族から依存問題等に関する相談が寄せられた場合に、適切に対応できるホールスタッフを想定している。具体的には、自己申告プログラムの案内や電話相談を行うリカバリーサポート・ネットワーク(RSN)、精神保健福祉センターなどの紹介を行うことになる。

 講習会は、アドバイザーとして認識しておくべき依存問題等の知識や正しい情報、対応スキルなどを共有するためのもので、当日は全日遊連の阿部恭久理事長、精神科医でRSNの代表理事を務める西村直之氏が、依存問題への取組みが求められている背景やアドバイザーの位置づけなどをそれぞれ講演した。

 西村代表理事は、「ギャンブリング障害は軽度でも重度でも何らかのきっかけで自己改善する人が6〜9割いる。きっかけは声掛けや自己チェックなど何でもいい。こうした対策だけで結構な人が改善することがわかった。電話相談を待っているよりも、皆さんで取組んでもらった方が、効果が高い」と述べ、アドバイザー制度の意義を強調した。

 また、依存問題に携わってきたホール企業のサンキョー(株)の栗山昌人氏がアドバイザーの基本的な役割と心構えについて説明し、その後、西村代表理事と栗山氏が、遊技客や家族からの相談を想定した回答例を示し、対応のポイントなどを解説した。

 講習会を総括した西村代表理事は、アドバイザーの育成は世界のカジノ関連施設等では標準となっていると述べ、「日本でこのようなレベルのことを着手しているのは遊技業界だけ。皆さんが共有して取組んでいけば世界に対して胸を張れる業界になる」と述べ、制度の運用に期待した。

 講習会の終了後には、受講者に個人名の修了証が交付された。受講者は今後、全日遊連が制作しているアドバイザーの存在を知らせるリーフレット等の準備が整い次第、アドバイザーとして活動することになる。

 講習会は8月までに、九州地区、近畿地区、北関東地区、南関東地区、中部地区で開催される予定。受講者を増やしていくため、その後はDVDなどを使った講習も検討されている。


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