長野県遊協が創立50周年の節目、総会・式典開催

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記念式典では勤続従業員表彰のほか、熊本地震に対する義援金の贈呈式が行われた。

 長野県遊技業協同組合は5月23日、ホテル国際21で「長野県遊技業協同組合第50回通常総会」および「創立50周年記念式典」を開催した。

 通常総会では「信州環境フェア実行委員会」に助成金を贈呈したほか、理事退任者、優秀企業の表彰が行われた。議案審議では全ての議案を可決承認した。

 記念式典に先立って行われた記念講話では、長野県警察本部生活安全部・須江和幸部長が「健全営業の推進について」と題し、長野県遊協の50年の歴史を振り返るとともに、業界の健全化へ向け、「射幸性の抑制」、「遊技くぎ問題」、「遊技機の不正改造の絶無」、「賞品に関する問題」、「広告宣伝」の5点について再度真摯に取り組んでほしいと要請した。

 記念式典では、25年以上の勤続従業員表彰のほか、青少年の健全育成、高齢者・身障者支援として長野県へ200万円、熊本地震に対する義援金100万円の寄付金贈呈式が行われた。

 式典で挨拶した青松英和理事長は、業界情勢の厳しさを踏まえ「パチンコ・パチスロ産業の低迷は業界の原点である身近で手軽な大衆娯楽から逸脱した営業を長きにわたって続けてきた結果招いたこと。今後我々は一致団結してこの問題に対処し、業界の原点回帰を果たしていく」と力強く語り、最後に青松理事長は「未曽有とも申すべき危機的状況の中に業界は置かれているが、図らずもこのような時期に歴史の節目を迎えたことは一つの天啓として受け止め、危機に立ちすくむことなく、この式典を新たな50年に向けた長野県遊協のスタートにしたい」と決意を新たにした。

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