失敗してもやり直せる進行型のAT機登場

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ジョイまっくすポコさん(筐体右)が来場し、「早く打ちたい」とパチスロ化されたシュタインズ・ゲートに期待を寄せた。

 オーイズミは9月15日、新機種『想定科学パチスロ STEINS;GATE 廻転世界のインダクタンス』のプレス発表会を東京・秋葉原のパセラリゾーツAKIBAで開催した。

 原作の「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」は2009年にゲームで登場。その後、口コミで人気が広がり、TVアニメ、劇場版アニメ、漫画、小説、ドラマCD、舞台などへと展開されているメディアミックスの大作。

 今回のパチスロ化に関しても、ゲームやアニメと同様にシュタインズ・ゲートの正式シリーズ作品として製作し、パチスロだけの完全新規のフルアニメーションを搭載するなど、単なるタイアップにとどまらない魅力を取入れ、原作ファンに訴求している。

 ゲーム性では、「過去に戻り、やり直せる」という原作のコンセプトをATに移植。ATの継続に失敗しても終了後200ゲーム以内にボーナスに当選すれば、ボーナスがすべてATに切り替わる「タイムリープシステム」を搭載する。

 ATのセット数が継続していくほどエピソードが進行していくゲーム性のため、このタイムリープシステムにより失敗したエピソードからATを再開できる。また、エピソードの続きが見られるだけでなく、エピソードを完走させると大量出玉のトリガーとなる「プレミアムビッグボーナス」に当選する可能性もあり、「過去に戻ってやり直せる」という原作の見どころをゲーム演出や出玉性能に反映させた。

 また、リプレイの成立が期待に変わる「ラボメンコンプ機能」も特徴的な機能のひとつ。液晶上部の枠に8人のラボメン(登場人物)が並び、1ゲーム毎にラボメンの上をカーソルが移動。リプレイが成立するとカーソルが止まっているラボメンがゲットでき、8人全員が揃うとボーナスの自力解除ゾーンに突入する仕様となる。リプレイをタイミングよく引き、ラボメンを早く揃えられるか、通常時も期待感が持続するゲーム性だ。ラボメンコンプ機能はAT中も有効で、AT中にラボメン全員を揃えるとゲーム数上乗せのチャンスとなる。

 AT「シュタインズ・ゲート」は、純増2.2枚、1セット52ゲーム+α。ボーナスは、プレミアムBB(200G/平均獲得枚数約440枚+AT確定)、BB(70G/平均獲得枚数約154枚)、RB(24G/平均獲得枚数約53枚)。

 納品は、関東圏が10月25日、その他地域が11月1日の予定。

 発表会の冒頭、オーイズミ営業本部特機部・兼本孝昌部長は「パチスロファンの間でも、パチスロになってほしいコンテンツのひとつにこのシュタインズ・ゲートの名前が上がっていた。パチスロ化において、『廻転世界のインダクタンス』のサブタイトルが付けられており、シュタインズ・ゲートの正式作品のひとつという位置づけ。パチスロだけの新たなシュタインズ・ゲートにぜひ期待してほしい」などと挨拶した。

 また、同社広報担当(仮)の肩書きを持つBOM☆岩崎氏が機種説明を実施。その後、スペシャルゲストとして、様々なゲーム作品の広報業務に携わっているジョイまっくすポコさんが来場、BOM☆岩崎氏とともにシュタインズ・ゲートの魅力、またパチスロ化への期待などを熱く語り合った。

-新台

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