pp奨学金、2019年度は36名に給付

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2019年度は36名に奨学金を給付することを決定。式典では、pp奨学金委員会の委員の紹介、給付決定通知書授与、給付生の紹介と代表6名のスピーチなどが行われた。

 経済的に困窮している学生を支援する「pp奨学金」(パチンコ・パチスロ奨学金)の2019年度給付生がこのほど決定し、3月27日に都内で給付決定通知書の授与式が行われた。

 2019年度のpp奨学金給付生は36名(大学院生12名、学部生22名、高専生1名、専門学校生1名)。応募者152名の中から書類選考、面接を得て、選ばれた。

 式典では、pp奨学金委員会の深谷友尋委員長が、「奨学生の諸君にはこれから日本の中で、世界の中で羽ばたいていただきたい。その支援を少しでもパチンコ業界をあげてできればと思っている」と式辞を述べた。

 4月から茨城大学大学院に進む女性は、恩師のガンをきっかけに医療の仕事に携わることを志しているものの、家庭の事情で経済的な支援がなくなったことなどからpp奨学金に応募。今回の給付の決定を受けて大学院への入学の届けを出したと言う。「この奨学金があったから入学届けを出すことができた。今後は奨学金にも支えていただきながら、自分に与えられた使命を果たしたい」と話した。

 pp奨学金は、返済不要な「給付型」の奨学金制度。遊技客から寄付された余り玉やメダルを、原則1玉4円、1枚20円に換算したものが原資となっている。2019年3月現在、募玉募金箱の設置店舗は123店舗。

 給付は、2017年度のパイロット版を含めて今回で3回目。2017年度8名、2018年度22名に給付している。

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