パチンコ機メーカーの団体である日本遊技機工業組合の盧昇副理事長は1月28日に開催されたパチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会の中で、今年の7月7日にラッキートリガー機のゲーム性を拡充した新基準機「ラッキートリガー3.0プラス」を大々的にプロデュースしていくことを明らかにした。
挨拶の中で盧副理事長は2024年の日工組の取組みとして、「新たな遊びを創出すべく、ラッキートリガー機を送り出すことができ、新たな遊びをファンの方々に感じていただける、またホール事業者の方には新たなゲーム性、ビジネスを感じていただける1年になったと思っている」とこの1年を回顧した。
その上で、「しかし、まだまだパチンコが明るくなったとはいいがたい。そこで2025年、令和7年においても新たなゲーム性の拡充を図り、今年はラッキートリガー3.0プラスと銘打って、さらにゲーム性を拡充した内容をリリースする予定。なおかつ、今年は令和7年7月7日という7揃いの縁起の良い日を控えている。これにあわせて新基準機を大々的にプロデュースしていく」と述べ、「今年こそパチンコ復活の年にしたいと日工組メーカー一同、心に期している」と決意を示した。
ボーナストリガー機の登場は新年度以降
賀詞交歓会ではその他、パチスロ機メーカー団体の日本電動式遊技機工業協同組合の小林友也理事長も挨拶。
昨年8月の解釈基準の改正により、ボーナストリガー機(BT機)の開発が可能になったことを触れ、「これによりスリープユーザー、ノンユーザーでも遊技しやすい射幸性に頼らないゲーム性に富んだパチスロの提供が可能になった。BT機は昨年11月から各メーカーが型式試験申請を開始し、新年度以降、市場投入ができるよう各メーカーが鋭意努力をしている」とBT機の開発状況を報告した。