中四国地方でパチンコ店を運営するセントラルグループは12月3日、パチンコ店《ディーボ桟橋店》において、高知南警察署と大規模災害時の駐車場使用に関する協定を締結したことを発表した。
この協定に基づき、「ディーボ桟橋店」の立体駐車場の一部が、大規模災害時には高知南警察署の警察車両の一時的な避難場所として使用されることになる。これは、南海トラフ地震などの大規模災害による津波被害から地域住民の命を守るために、同施設が津波避難ビルとして指定されていることから、高知南警察署の要請を受け、協力体制を整える運びとなったものだ。
セントラルグループでは、地域住民に津波避難ビルを開放することに加え、警察機関への円滑な活動支援を行うことで、地域の安全に寄与することを目指している。同グループは「コミュニティ・エンターテイメント創造企業」というビジョンのもと、地域社会との共生を重要視しており、今回の協定締結はその取り組みの一環であるとしている。
「今回の協定を通じて、地域の人々や警察機関との連携を深め、地域防災にさらなる貢献を目指していきたい」とセントラルグループは述べている。
