日遊協はこのほど、パチンコ遊技者の動向などを調べた「パチンコプレイヤー調査2024」を発表した。この調査はパチンコ遊技者の参加動向や嗜好、理解度などを把握することを目的に日工組の協力によって実施され、昨年に続き2回目の調査となる。
それによると、参加頻度についての設問では、「増えた」と答えた割合が約27%だった一方、「減った」が約32%と答えるなど、前年同様「減った」割合の方が高い状況となった。また、今後の参加意向については、「遊ぶ回数を増やしたい」が前年比3ポイント上昇した約23%となり、「今後は減らしたい」「今後はやめたい」の合計が同5ポイント減の約36%と、やや良化の傾向が感じられたものの、依然としてパチンコ離れが懸念される調査結果が報告されている。
トレンド調査として、「スマートパチンコ」「ラッキートリガー」についても聞いており、そこでは、「ラッキートリガー」がスマパチよりも遊技経験は低いものの、遊技意向が高いことが分かった。これを受け同調査では、「新機能への理解が進むことで、プレイヤーの満足度向上が期待されるため、認知度や理解度を高める取組が課題になる」としている。
今回の調査は18以上の男女を対象に、インターネットリサーチで2024年8月2〜6日の間に実施。有効回答数は事前調査1万サンプル、本調査1,560サンプルとなっている。