日遊協東京都・関東支部が総会、行政担当官は第三者装うSNSや生成AIの広告宣伝に注意促す

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小巻嵩典支部長

日遊協東京都・関東支部は6月11日、都内西新宿のハイアットエージェンシー東京で令和6年度通常総会を開催し、上程された議案すべてを承認、改選期を迎えた副支部長には、知念安光氏(安田屋)、飯塚邦晴(新日邦)、冨田和宏(ABC)、岸野誠人(東和産業)、後藤正人(サミー)の5人が再選した。

冒頭挨拶した小巻嵩典支部長は、「皆さんも御存知の通り、アメリカで違法賭博がクローズアップされ、一方、国内ではオンラインカジノ問題が取り上げられるなか、どうしても私達の産業が、一括りとして、やり玉に挙げられるケースは珍しくない。こういった誤ったニュースに惑わされることなく、パチンコ、パチスロは安心、安全、健全な娯楽であるということを主張していきたい」との考えを示すなどした。

一方、行政講話を行った警視庁保安課風俗保安対策官の森浩史警視は、広告宣伝の適正化、依存対策、遊技機流通業務の健全化、暴力団排除の4点を要請。そのうち広告宣伝については、第三者の立場を装ってSNSで遊技機の設定状況を示唆するものや、画像生成AIを使用した来店告知等が問題となっており、当庁にもこれら情報が寄せられている。広告宣伝はホールだけの問題ではない。業界全体でガイドラインに沿わない不適切な広告宣伝を排除し、業界にとってプラスになるような情報発信をお願いしたい」と注意を促した。

警視庁保安課風俗保安対策官
森浩史警視

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