ダイナムJHが増収増益、スマスロの設置比率30%に拡大

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ダイナムジャパンホールディングスは5月10日、2024年3月期の連結決算を発表した。営業収入は1,303億6,300万円(前年同期比11.2%増)、営業利益は89億8,300万円(同32.8%増)、当期利益は33億8,500万円(同88.3%増)となり、増収増益を達成した。

パチンコ事業は、スマート遊技機の設置拡大が業績を牽引。スマートパチスロ機の設置比率は約30%に達し、高貸玉店舗を中心に大型リニューアルを実施した結果、収益性の向上に成功した。

また、航空機リース事業も成長を見せ、新たにエアバス社製の新造機4機を購入し、保有機数を10機に拡大。リース中の航空機を自社で管理する体制を整え、航空機管理サービスの提供を開始したことで収益力の強化を図っている。

パチンコホール業界では、遊技客数の減少や設備投資負担から休業や廃業に追い込まれる店舗が増加する一方、大手企業を中心にM&Aによる業界再編が進行し、二極化の傾向が顕著になっている。このような環境下で、ダイナムは引き続き競争力強化に努める方針だ。

今後もスマート遊技機の導入拡大や、高貸玉店舗のリニューアルを推進し、さらなる業績向上を目指す。

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