今年のGW前後にグランドオープンを飾るホールの中でも一際、注目を集めるパチンコホール《キクヤ堺本店》(運営:㈱喜久屋)が4月27日のグランドオープンに先立ち、4月20日と21日、一般ファンを対象にプレオープンを実施した。
同店は地上7階建ての完全新築店舗(敷地面積9,653.27㎡)で、旧《ゴールド・ヒル大野芝店》の跡地に建築。外観はコロッセオをイメージした作りとしている。
最も大きな特徴は、パチスロ設置台数の多さ。総設置台数1,515台のうち、パチスロが955台(パチンコ560台)を占め、西日本最大級の規模となっている。
この点について同店のゴルゴ店長(早川昴児店長)は、パチスロが現在、圧倒的なトレントとなっていることに加え、「弊社は関西ではそれほど知名度が高くないため、普通のお店をオープンしてもなかなか認知されません。そのため、インパクトのある形が必要と考えました」と話す。
プレオープン初日には、店舗関係者の想定を上回る約400名が午前11時のオープン前に並んだ。プレオープンの主な目的は、認知度の向上と、店舗スタッフのオペレーションの確立。「グランドオープン時はやはり現場の混乱が予想されます。事前に経験できて良かったと思います」と店舗関係者は言う。
店内は手前がパチンココーナー、その奥にパチスロコーナーが拡がる。内装は、カジノや大人の社交場をイメージした雰囲気で、特にメイン通路と台間を広くすることを意識した設計となっている。またパチスロコーナーの中心には、大型のサークルビジョンを設置。直下の円形島を中心とし、人気機種の多台数の設置を実現した。
「目標は、堺市内で一番、愛されるお店にすることです。地域に根付かせ10年、20年、30年と支持されるお店にしていきたいです。商圏内には競合店が多く簡単ではないことは承知していますが、私はこれまで弊社の全てのお店の店長を経験しました。そのノウハウをぶつけ、どこまでやれるかが楽しみです」(ゴルゴ店長)。