メイドインサービスは3月15日、オンラインで「第22回パチスロ定例セミナー」を開催した。
今回のテーマは「SIRIUS(シリウス)で見る2月市場振り返り&市場動向確認」。セミナーは店舗診断サービス『SIRIUS』の会員ホール企業を対象として、同社が保有するパチスロ営業データを元に、市場全体や新台、注目機種の分析、運用のアドバイスを行った。講師は同社事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平主任が務めた。
2月のパチスロ市場は、スマスロ6.7万台、6.5号機7,000台が新たに導入。これにより2月末時点でのスマスロの設置シェアは約37.5%、ジャグラーと6.5号機以外のS機の設置シェアは13.3%となった。
業績(2月)については、平均稼働が10,084枚(前月比+14枚)、平均売上27,237円(同-166円)、平均粗利3,845円(同-109円)、平均粗利率14.1%(同-0.3%)。池上氏は「2月は新台の機種数は多かったものの、実績を残せた機種が少ない。3月はパチンコのラッキートリガー機が注目されており、パチスロは少なくとも『押忍!番長4』の導入までは我慢の状況が続くだろう。この間は自社の育成機種に注力すべき」と解説した。
今後の市場動向については、「3月4日導入のパチスロ新台は多くが非液晶機だったが、思ったより動いており、粗利も取れている。ゲーム性の似ている『沖ドキ!GOLD』に追随できるよう育成したいところ。また4月は前半に登場予定の新台に大きく期待できる機種はなく、やはり後半に導入される『押忍!番長4』に期待だ」とまとめた。
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