ホール営業者等が広告宣伝に関する規制を遵守するための基準として、ホール4団体が制定した「広告宣伝ガイドライン」。その第2版が2月29日に交付された。
第1版と比較し、広告宣伝の類型が6類型から8類型へとさらに細分化されるなど、広告宣伝の健全化を一層推し進める内容となっている。今回の改訂を受け、今後どのような広告宣伝を行うべきか、そのヒントを探るべく、広告宣伝に関する調査を行った。
どの広告媒体を見てホールに遊びに行くかを聞いたところ、一番多かったのは「店舗内外の掲示物やポスターなど」の28.7%、次いで「ダイレクトメールや新聞チラシなど」の21.1%、「インターネット全般」の17.0%となった。
前回調査(2023年11月号掲載)と比較すると、ダイレクトメールや新聞チラシの割合が減少し、その減少分が店舗内外ポスターとインターネット全般に分散した形だ。
来店に繋がる広告宣伝内容については、「新台入替に関するもの」が37.8%で一番多かった。稼働面における新台効果が薄まってきている昨今においても、来店動機としては十分な効果を発揮している。
次いで「店舗の〇周年等に関するもの」が19.3%、「総付景品の配布やファン感謝デーの実施等に関するもの」が18.1%と続く。賞品関連の広告宣伝については、今回の第2版で新たに類型が追加されたため、確認が必要だ。
以上の結果から、「店舗内外の掲示物やポスター」×「新台入替案内」が現状の広告宣伝における最適解の1つと言えそうだ。
調査企業:ブーミングネット株式会社
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