SANKYOは2月7日、2024年3月期通期連結の業績予想を上方修正。売上高1,970億円(前回発表予想比12.6%増)、営業利益710億円(同19.3%増)、経常利益720億円(同20.0%増)、純利益(同26.5%増)とした。
修正の理由は、遊技機の増産、再販機種や主力シリーズ機を中心に販売単価が堅調に推移したことに加え、補給機関連事業において、スマート遊技機の普及により、専用ユニットの卸売り及びホールの設備更新需要の増加などを挙げた。
今期の遊技機の販売については、パチンコ機は主力シリーズ『フィーバー起動戦士ガンダムSEED』『ぱちんこ シン・エヴァンゲリオンType レイ』を筆頭に販売台数を積み上げ、パチンコの販売台数見込みは当初計画通りの29.6万台。販売台数シェアは30%を超え、前年度に引き続きトップシェアを獲得する見込みとなっている。
一方、パチスロ機はスマスロ第1弾『パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ』及び第2弾『パチスロからくりサーカス』が高く評価されたものの、スマスロ市場の競争激化により、当初計画9万台に対し、販売実績は7万台にとどまる見込みとしている。