【調査】投資金額抑制の傾向か、低貸遊技比率が微増

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2023年は『スマスロ北斗の拳』の大ヒットをはじめ、数多くのスマスロが市場投入されユーザーから高い支持を受けるなど、パチスロが飛躍した1年といえる。その一方、パチンコにおいてはスマパチが登場するなど話題性には事欠かなかったが、高単価営業が目立つなど、業績が厳しい状況が続いている。

そこで今回は、スマスロが初登場した2022年11月と、スマパチ・スマスロが登場している2023年11月について、ユーザーの遊技レートに変化が生じているのかどうか調査した。

各遊技レートを比較したとき、一番増減があったのが「4円パチンコ」で3.2ポイントの減少となった。このことから、スマパチが奮わず、辛めの運用をしていることもありパチンコからパチスロにユーザーが流れているという仮説が立てられるが、実態はそうではなさそうだ。

なぜなら「20円パチスロ」においても1.9ポイント減少しているからだ。好調さが際立つ20円パチスロでもユーザーが減ったとなればどこへ流れているのか。

今回の調査では、「1円パチンコ」は1.9ポイント、「0.5円パチンコ」は2.1ポイント、「10円パチスロ」は0.9ポイントと、低貸レートに増加傾向が見られた。高粗利体質な営業形態、そして高い射幸性を有する機種の増加などを背景に、ユーザーが投資金額を抑えているものと推察される。

加えてコロナ禍などを契機に余暇が多様化しており、パチンコ・パチスロに使用できる金額も減っている。低貸ニーズにどう応えていくのか、再考する余地はありそうだ。

調査企業:ブーミングネット株式会社
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