【2024年/年頭所感】業界の未来を見据えた改革に向け、決意を新たに~全日遊連・阿部理事長

投稿日:2024年1月1日 更新日:

全日本遊技事業協同組合連合会
理事長 阿部 恭久

2024年新春 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

皆様方には、ご健勝で輝かしい2024年の新春を迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。

また平素から、全日遊連の諸活動に対し、ご支援、ご協力いただいておりますこと、厚く御礼申し上げます。新年を迎え私も身を引き締め、業界の未来を見据えた改革に向け、決意を新たにしているところでございます。

この3年間、新年のご挨拶の冒頭に新型コロナウイルスへの対策について触れさせていただいておりました。その間、政府はもとより、あらゆる産業ができうる限りのコロナ対策を講じてきました。私たちパチンコ業界も各種の防止対策を徹底し、皆様のご努力によりパチンコ・パチスロホールにおいてクラスターの発生は確認されずコロナ禍を乗り越えることができました。

昨年5月には、感染症法上の位置づけが2類から5類に引き下げられ、今では人々の活気が戻りつつあり、私たちの産業においても、お客様を安心してお迎えできる状況となったところです。しかしながら、コロナ禍による影響力は強く、この3年間で店舗数は大幅に減少し、コロナ禍の影響でパチンコ・パチスロから足が遠のいてしまったファンの回復には未だに至っていません。

現代は、インターネットの普及により自宅で余暇を過ごされる方も多くなっておりますが、私たちはネット空間では味わえない、実店舗に足を運ぶ遊びという「パチンコ・パチスロが持つ魅力」を最大限に生かし、お客様に今日もホールに来てよかったと感じていただけるような、癒しと楽しみの空間を提供していかなくてはなりません。

そのためにも、昨年から表現の幅がより明確になったホール営業における広告宣伝についても、パチンコ・パチスロの魅力を一般の方々にお伝えするという視点で、広告宣伝活動を適切に行っていただけますようお願いいたします。

本年は、働き方改革による運送業界における2024年問題への対応、また下半期に行われる新紙幣の改刷対応等、様々な問題が控えています。こうした変化に対し、全国の組合員ホールの皆様が柔軟に対応できるよう、全日遊連といたしましても関係各所と鋭意協議を進めてまいります。

目の前の課題を一つ一つ解決し、それに加えて業界全体の状況を上向きに導くための改革には、全国の組合員ホールの皆様、各都道府県組合の皆様、遊技機メーカー団体を始めとした関係団体のお力をお借りしなくては成し得ません。本年も引き続き、ご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

結びにあたりまして、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げまして、私からの年頭のご挨拶とさせていただきます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

以上

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