大阪府遊技業組合連合会青年部会は12月17日、大阪府門真市の東和薬品RACTABドームで「第37回未来っ子カーニバル」を開催し、当日は35の児童養護施設から1,892人が参加。様々な遊び体験に加え、参加者全員にクリスマスプレゼントが用意されるなど、一足早いクリスマスを楽しんだ。
今回のテーマは「遊びの体験を通じて様々な学びを得る」。開会に先立ち、サンタクロースに扮した玉城浩蔵実行委員長が「色々なプレゼントと遊びを用意しました。遊びの中で色々な学びあるので全力で遊んで、笑って帰りましょう」と開会宣言をした。
オープニングでは、京都宇治シンクロナイドスケーティングチーム4名によるシンクロスケートが披露されたほか、メインアリーナでは一番人気のフリースケート、アクアゾーンではフリー遊泳の他水着なしでも楽しめるアクアチューブをはじめ、様々な年齢の子どもたちが楽しめるアトラクションが多数用意された。
今回のテーマについて金森健鎰青年部会長は、「子供たちには様々な遊び体験を通じて、想像力、協調性、チャレンジ精神を得るきっかけを掴んで欲しい」と話し、1回目のスタートメンバーでもある平川容志理事長は、「子供たちがまだかまだかと心待ちにしてくれている恒例行事になった」と続けることの大切さを語るなどした。
同イベントは、事情があって家族と一緒に過ごすことが出来ない子ども達に、クリスマスの楽しい1日を提供して、思い出づくりと子ども達の心身の健全な成長に寄与することを目的に、昭和62年12月から継続している同部会の最大の社会貢献事業となっている。今回は、運営ボランティアとして大遊協、関西遊商、回胴遊商、大遊協国際交流など11関連団体から277人が応援に駆け付けた。