【パチンコホール経営支援特集】ファン獲得へ導くおもてなし空間プロジェクト

～最新の快適な遊技空間を実現する製品を一挙大公開！～

ホール集客における第一ステップは、文字通りファンを集客、つまり呼び込むことだ。先月号の経営支援特集ではそのために活用できる最新集客・販促ツールを紹介した。次の第二ステップでは、集客したファンの固定化を図っていくことが重要となる。そのために必要なのは決して出玉面だけでなく、居心地の良さや快適さが感じられる「おもてなし空間」を提供することもまた効果的だ。本特集では固定ファン獲得に繋げるための製品を紹介する。

ファンは機種・立地に次いで“居心地の良さ”を重要視

ファンが遊技するホールを選ぶ基準は人それぞれ。その人が何を重視するのか、価値観に左右されるところはあるが、概ね選定基準の上位にあがってくるのは「機種ラインナップ」や「立地」だろう。だが、機種ラインナップは他店との差別化が図りにくく、今や同一化の一途を辿っている。加えて立地に関しては、すぐさま変えることができない、いわば不変要素だ。

では、何で差別化を図り、固定ファンの獲得に繋げていけばよいのだろうか。注目すべきなのは利便性・快適性を伴った遊技空間の提供だ。

日遊協が今年発表した「パチンコ・パチスロファンアンケート2022」によると、ファンがパチンコホールを選ぶ際に重視している要素として「自分の好きな機種が多くある（機種）」「店までの距離、道路事情、通勤途中など、アクセスがよい（立地）」に次いで多かったのが「ホールの居心地がよい」という遊技空間に関する要素だった。また、「お店が清潔である」も比較的上位に挙げられていた。

居心地のよさを提供するためのアプローチはいくつも存在する。喫煙ブースや空調システム、空気清浄システムによる快適な空気環境の創出や、充電機器や遊技椅子などによる遊技中の快適さを向上させる設備、Wi–Fi環境の整備、一息つける休憩スペースの設置など挙げればキリがない。自店において不足している要素があるならば、今一度見直すことも必要ではないだろうか。

高品質な接客もファンの固定化を促す

さらに、「接客がよい」も比較的上位に挙げられている点も見逃せない。せっかく遊技しに行くなら、接客がよい店舗にいきたいという心理は至極当然だ。前述の快適な遊技空間の創出に資するツールに加え、接客向上に繋がるツールの導入を検討する余地もあるだろう。例えば、業務改善ツールなどを導入することにより業務効率化を図り、それによって捻出された時間や人をもって手厚い接客を実現することは実に効果的だ。

ファンの固定化への第一歩は、いかに“また来たい”と思わせることができるかどうかだ。様々な角度から自店を見直し、ファンにとっての最高の「おもてなし空間」を創出していきたい。

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