マルハン北日本カンパニーは12月11日、子会社「株式会社 KITAI resort」を通じて、飲食事業を展開する『株式会社MUGEN』の発行済株式の80%を取得したことを発表した。
MUGENは、炉端焼き「なかめのてっぺん」や高級飲食業態「鮨おにかい」などを手掛ける企業で、教育手法や開発アイデアで飲食業界内でも注目されている。今回の株式取得は、マルハン北日本カンパニーがMUGENの理念経営「すべての人の幸せの力に!!」に強い感心と共感を覚え、ともに事業を展開していくこととなった。
株式取得後もMUGENの現経営体制は維持され、代表取締役社長の内山正宏氏と取締役副社長の前原妙子氏による強いリーダーシップのもと、経営が続けられる。この提携により、MUGENの強みとKITAI resortの観光事業領域のシナジー創出が期待される。
MUGENは国内23店舗、国外3店舗を展開し、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みも進めている。今後は、マルハンの観光事業領域拡大への貢献が期待される。
なお、KITAI resortは、マルハンが新たな市場に挑戦するために2022年に設立した子会社で、高級宿泊型施設や高級飲食業態のM&Aを含む新規事業開発を進めている。今回の株式取得は、これらの事業戦略の一環として行われた。