メイドインサービス定例セミナー
需給バランスを見極めた導入計画を推奨

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メイドインサービスは11月17日、オンラインで「第18回パチスロ定例セミナー」を開催した。

今回のテーマは「SIRIUSで見る10月市場動向&最新台解説」。セミナーは店舗診断サービス『SIRIUS(シリウス)』の会員ホール企業を対象として、同社が保有するパチスロ営業データを元に、市場全体や新台、注目機種の分析、運用のアドバイスを行った。講師は同社事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平氏が務めた。

10月のパチスロ市場においては、スマスロ3.4万台(新台2.8万台、増産分6,000台)、メダル機1.5万台(新台7,000台、増産分8,000台)が市場に導入。これにより10月末時点でのスマスロと6.5号機合算の設置シェアは約57.1%となり、前月比で0.6%増加した。

11月の新台では、『Lとある魔術の禁書目録』が初動で一番好調だったと説明。しかし、2週目以降(8日目)の稼働数値が大きく落ちこんだこともあり、今後の減衰が早いと予測。11月の新台では唯一、『SエウレカセブンHI-EVO』が、現状の導入台数という前提であれば、中長期の稼働貢献を狙えそうな印象にあると説明した。

今後の短期的な市場予測では、「12月の新台は供給過多の可能性が高い」と想定。目玉的タイトルである『Lリングにかけろ』『LモンキーターンV』にしても「良い機械であるが台数不安を払拭するほどかは未知数」としたほか、11月の新台の総括も含め「機械の実力をしっかり見定め、需要と供給が釣り合うような導入計画が必要。新台は導入時のインパクトは大きいが、持続性のある機械は少ないため、力の入れ方を間違えないように」とアドバイスした。

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