日工組・榎本理事長、パチンコ新機能“ラッキートリガー”言及!
「JAPaN×CFYコラボセミナー ダブルインパクト4」開催

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㈱シー・エフ・ワイの梶川弘徳代表取締役CEO(左)との対談形式で進められた日工組・榎本善紀理事長(右)による特別講座。

業界恒例の無料Webセミナー「JAPaN×CFYコラボセミナー ダブルインパクト4」が10月25日~27日に開催。各日4講座、「遊技機関連」「広告関連」「パチンコ未来」のテーマ別に全12講師が熱弁を振るった。

初日の第1講座(特別講座)では日工組の榎本善紀理事長が登壇。「スマート遊技機が担う業界の未来」をテーマに、㈱シー・エフ・ワイの梶川弘徳代表取締役CEOとの対談形式にて、スマートパチンコの現状、未来展望のほか、ラッキートリガーについて言及した。

スマート遊技機の現状については、「スマスロはヒット機種も出ており、ユーザー認知度は高まっているが、スマパチは周知の通り、普及率、支持率は高くないと認識している。ソフトランディングのようなスタートが好まれるのではないかという意見もあり、落ち着いたスタートとなっているが、それが逆にヒット機種が中々出てきていないと捉えられているということは自負しているところ。メーカー各社としては今後もスマパチの開発に力を入れていく。自然な形でパチンコの活性化、その中の主力機としてスマパチが活躍するような状況に持っていければ」と述べた。

注目される“ラッキートリガー”に関しては、「市場で支持されているミドルスペックだけではなく、ライトミドルでも遊びやすく、出玉の楽しみを得られる機械を開発できるように搭載されるもの。2024年3月から実際に導入が始まり、もう少し遊びやすい提案が出来るようになるため、様々なカテゴリを用意し、より多種多様な遊技機の提供に近づけるようにしたい」と言及した。

今後のパチンコの方向性については、「パチンコでは中高年のスリープ層を呼び戻すことが出来ていない。魅力あるコンテンツ機種を用意することに加え、その先の工夫が必要となる。最近は、パチンコ・パチスロ両方を遊技するユーザーが間違いなく増えている。様々な切り口がある中で、本格的にリピーターになってもらうために、より良いゲーム性を提供していくのがパチンコにおいては大事なことだと思う」と述べた。

その他、榎本理事長は「何年か前に比べたら、パチンコのスペックも多岐にわたってきた。工夫できる幅が拡がった実感はあるが、ユーザーから支持を得られる機械を開発出来ているかと問われれば、そうではない現状もある。また、現在の日本で当たり前のスマホ連動や、キャッシュレスについても、パチンコではできない。求めるものをすぐさま提供できない煩わしさも感じる」など課題も挙げていた。

シー・エフ・ワイの梶川CEOは2日目の第1講座も担当。「800万人市場を生き抜くパチンコ店のSNS戦略」と題し、主にステマ規制と新たなSNS広告ツールについて解説した。同氏はインフルエンサーに依頼するホールの広告宣伝について、今後はステマ規制と風営法の2つを遵守する必要があるとし、特に晒し屋を使った広告は、仮にステマ規制をすり抜ける内容だったとしても、風営法で著しく射幸心をそそるおそれのある行為と判断されればNGになると注意喚起した。

3日目で特別講座を担当したMIRAIぱちんこ産業連盟の金光淳用代表理事は、MIRAIの活動内容を紹介しながら、今後のビジョンを披露。持続可能な責任ある産業になるための政策提言をしていくことなど、MIRAIが掲げる行動指針を解説した。また、業界の全体の将来に向けた取り組みとして、新たな技術を活用できる環境づくりなどを挙げ、「越えなければならないことはあるが、新しい楽しみを新しい人に提供するために、やることはたくさんある」と語り、視聴者に対し、MIRAIの活動への参加を呼びかけた。

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