パチンコホールに特化したWEBプロモーションや各種集客サービス等を展開するSANN(東京都港区、馬男木由規代表取締役)は10月18日(水)、パチンコ店における「LINE広告」の効果的な活用手法をレクチャーする参加費無料のオンラインセミナーを開催した。同社創業メンバーで様々な広告に精通する出戸端信吾常務取締役が講師を担当した。
セミナーでは、「パチンコ店のLINE広告完全攻略~全国300店舗以上行ったLINE広告 実績データ解析~」と題し、今年9月、パチンコホールの広告配信が正式にリリースされたLINE広告の特徴や運用方法に加えて、多くの店舗が行っていない売上アップの見込みが高い配信手法などを解説。出戸端常務は、配信先を「見込み客になりうる人に配信することが重要」とし、年代や性別、地域など、店舗の集客目的に沿ったセグメントを設定する必要性を呼びかけた。
配信する広告の注意点についても言及。肌の露出度合いや、【地域最大級!!】といったLINEの審査部門が確認することができない表現については、NGとなるケースがあることなどを示した。さらに、周年についても未来の日付にNGの可能性が高いほか、来店系についても【来店】という文言については、「今はデリケートになっている部分がある」として注意が必要な点として挙げた。
また、300店舗で実施したテスト運用結果も披露。クリック単価が他の大手媒体よりも安い点や、地域ごとのブレが少なかった実例を解説した。さらに、多くの店舗が行っていない売上があがる見込み客獲得の手法として、新規客のみならず、既存顧客に対するWEB広告の活用を推奨するなどした。