タツミコーポレーションがPB機『推しスロ アイドルVer.』発表、チャリティ設定など初の試みも

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新機種発表会には李社長(左端)のほか、同機に登場するアイドルグループ「グットクルー」のメンバーも駆けつけた。

兵庫県を中心に《ミクちゃんガイア》などの屋号でパチンコ店を展開するタツミコーポレーション(李煥辰社長)は9月16日、プライベートブランド(PB)のパチスロ機『推しスロ アイドルVer.』を発表した。

これまでのパチスロのゲーム感覚とは異なる「NEW AGE システム」を搭載する同機。筐体には液晶画面の代わりに「iPad」を搭載し、遊技と連動してアイドルのライブ映像やお宝映像等の外部コンテンツを楽しめるのが特徴となる。

同機に登場するアイドルグループは、「グットクルー」「すたんぴっ!」「SITRA.」「meluQ」の4グループで、外部コンテンツは定期的に自動アップデートされ、新しい映像などを随時、提供していく。

ゲーム性は、射幸性を排除し、150G後にボーナスが発動する仕様。ゲームフローは、150Gの天井を目指して遊技し、この間にアイドルたちの映像や楽曲など様々なコンテンツを楽しむことができるほか、ガチャ機能を用意。ガチャで引き当てた画像データを収集し、自分のスマートフォンなどに保存することができる。ボーナスまでのゲーム数や使用金額、時間の目処が立てやすく、初心者でも打ちやすいゲーム性となる。

また、社会への還元を前提したチャリティ設定(設定1)を搭載しているのもこれまでにない仕組み。設定は全5段階で、設定ごとにボーナスの種類が異なり、チャリティ設定(設定1)は、チャリティボーナス(獲得約114枚)の1種類のみ。今回は公益財団法人日本盲導犬協会と提携し、同設定での収益の一部が同協会に寄付される。

その他の設定は、設定2が等倍ボーナス(獲得約141枚)の1種類、設定3がレギュラー(獲得約129枚)、ビッグ(獲得約201枚)、スーパービッグ(獲得約501枚)の3種類、設定4がレギュラーとビッグの2種類、設定5がレギュラー、スーパービッグの2種類となっている。

設定状況は筐体サイドランプで開示され、プレイヤーの意思でチャリティ設定の遊技機をプレーすることができる。

その他、iPadを使用しているためBluetoothを活用し、イヤホンで好きな楽曲を聞きながら遊技に集中できるほか、インバウンド対応として7ヵ国語に対応するなど、様々な試みも取り入れている。

9月16日に大阪市内のライブハウスで行われた新機種発表会で同社の李煥辰社長は、同機を開発した想いとして、誰もが夢を持てる社会をつくりたいこと、パチンコ・パチスロで社会貢献を行いたいことなどをあげ、「夢に追っているアイドルたちや応援している方々の熱量を日本全国に広げられたら、日本がもっと元気になるのではないかと考え、それをパチスロで表現したかった」と力説した。

社会貢献についても「アイドルたちが伝える方が伝わりやすく、みなさんの関心も高まる。今後も日本盲導犬協会に限らず、いろんなところとコラボし、社会問題に光を当てたい」と述べた。

なお、同機は年内にオープン予定の同社新規店舗に導入される予定。同店舗の施設にはアイドルのコンセプトカフェなどのフロアを用意し、女性や初心者も入りやすい店舗をつくっていく方針。

『推しスロ アイドルVer.』

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