第18回社会貢献大賞に神奈川県遊協の「ウクライナ避難民への支援事業」

投稿日:

パチンコ・パチスロ社会貢献機構の宮廻正明代表理事(左)から大賞の記念盾を受け取る神奈川県遊協の伊坂重憲理事長。

一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構は7月20日、都内ホテルで第18回社会貢献大賞表彰式と2023年度助成金贈呈式を開催。社会貢献大賞は、神奈川県遊技場協同組合の「神奈川県が行うウクライナ避難民支援事業に対する支援」事業が受賞した。神奈川県遊協の大賞受賞は3回目。助成金贈呈式では18件の事業に対し、総額3,114万円を助成した。

社会貢献大賞を受賞した神奈川県遊協の「神奈川県が行うウクライナ避難民支援事業に対する支援」事業は、昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻を受け、神奈川県に避難してきている避難民支援に取り組む県に対し、避難民のために確保している県営住宅5部屋分で使用するテーブル、椅子、冷蔵庫、洗濯機、寝具などを迅速に取り揃え、昨年4月に贈呈したもので、その迅速な対応などが評価された。

神奈川県遊協の伊坂重憲理事長は、「この避難民への支援活動は、私達の活動が先駆けとなり、県知事に目録をお渡しした贈呈式の模様は新聞や地元テレビ局でも大きく報道された。このことでウクライナ避難民のことが多くの団体の方々にも認知されることになり、後の支援活動の呼び水になったと思っている」と同支援活動を振り返った。神奈川県遊協によるウクライナ避難民への支援活動は現在も継続されており、伊坂理事長は「戦争が終われば、帰国支援とつながっていく。最後まで全うしたい」と支援の継続を表明した。

なお、社会貢献賞の各部門の最優秀賞は以下の事業が受賞した。
【都府県方面部門】
愛知県遊技業協同組合「安全・安心なまちづくりを目的とした継続的な防犯カメラ設置支援」事業
【支部組合部門】
盛岡遊技業組合青年部会「こども食堂への飲料品配布支援」事業
【組合員ホール部門】
株式会社新和ホールディングス「札幌医科大学付属病院に対する教育や医療の支援」事業

また、今回から長年にわたり地域で社会貢献活動を行っている事業を永年活動顕彰(20年以上)・特別永年活動顕彰(30年以上)として称え、20年顕彰では11事業、30年顕彰では13事業を表彰した。

その他、2023年度助成金贈呈式では、一般助成16件、依存問題の研究成果を周知するための特別助成1件、リカバリーサポート・ネットワークを支援するための特命助成1件の計18件に総額3,114万円を助成した。

【関連記事】
ウクライナ避難民へ物品支援、家財道具一式を寄贈~神福協

-業界ニュース, 社会貢献
-

© 2024 グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア) Powered by AFFINGER5